カメラを始めたきっかけは、応援しているアイドルの撮影会でした。
それまでもスマートフォンで写真は撮っていましたが、当時使っていたのは数年前の機種です。
撮影会で実際に撮ってみると、
「もう少し自分の思ったように写真を撮ってみたい」
と思うようになりました。
背景の見せ方を変えてみたい。
暗い場所でも、もう少し撮影の自由度が欲しい。
そして何より、せっかく撮影できる機会なら、自分でもカメラを使って残してみたい。
そこから、一眼カメラを買うことを考え始めました。
ただ、最初から高額な機材を揃えることにはかなり迷いがありました。
そこで選んだのが、中古のCanon EOS Kiss X7です。
今回は、カメラ初心者だった自分が、なぜこのカメラとEF50mm F1.8 STMから始めることにしたのかを振り返ります。
1. きっかけは、撮影会でもっと写真を撮ってみたかったこと
カメラを買おうと考える直接のきっかけになったのは、アイドルの撮影会でした。
それまではスマートフォンで撮影していました。
もちろん、スマートフォンでも写真は撮れます。
ただ、当時自分が使っていた機種で撮る中で、他の人が一眼カメラで撮った写真を見ると、
「自分もこういう写真を撮ってみたい」
と思うことが増えていきました。
ここで重要なのは、
「スマートフォンでは撮れないから一眼レフが必要だった」
ということではありません。
スマートフォンのカメラ性能は機種によって大きく異なります。
あくまで、当時自分が使っていたスマートフォンと、自分がやってみたかった撮影との間に差を感じたことが、カメラを始めるきっかけになりました。
2. 最初から高額な機材を買うことには迷いがあった
カメラを買おうと思って調べ始めると、気になるボディやレンズはいろいろ出てきました。
ただ、当然ながら機材に使える予算には限りがあります。
自分の場合、カメラ以外にもライブや撮影会などへ参加するためのお金が必要でした。
そのため、
「カメラを買った結果、現場へ行く回数を大きく減らすのは違う」
と考えました。
そこで、最初から最新機種だけを見るのではなく、中古も含めて探すことにしました。
考えていたのはシンプルです。
まずは無理のない金額で始める。
実際に使ってみて、それから自分に必要なものを考える。
結果として、その後もEOS Kiss X7を使いながら、必要だと感じた機材を少しずつ追加していくことになりました。
カメラを始める前の段階では、自分がどんな撮影を続けるのかも、どんな機能が必要になるのかも、まだ分かっていなかったからです。
3. 中古のEOS Kiss X7を23,000円で購入した
そこで選んだのが、Canon EOS Kiss X7でした。
EOS Kiss X7は2013年に発売されたAPS-C一眼レフです。
Canon公式によると、APS-Cサイズ・約1,800万画素のCMOSセンサーを搭載し、本体のみの質量は約370g。発売当時は、APS-Cサイズセンサーを搭載したデジタル一眼レフとして世界最小・最軽量をうたって登場しました。
→ Canon公式:EOS Kiss X7 発表時のニュースリリース
自分が購入したのは、もちろん新品ではありません。
2026年4月ごろ、中古のボディを23,000円で購入しました。
これは現在の中古相場を示すものではなく、あくまで自分が購入したときの金額です。元の記事にもこの価格で購入した記録を残していました。
最新機種と比較して「EOS Kiss X7の方が優れている」と考えたわけではありません。
自分にとって大きかったのは、
中古なら予算を抑えて始められること
そして、
小さく軽いボディだったこと
でした。
初めてのカメラなので、まずは実際に持ち出して撮る回数を増やしたい。
その意味でも、このサイズ感には魅力を感じました。
4. 人物撮影を考えてEF50mm F1.8 STMを選んだ
ボディと一緒に購入したレンズが、EF50mm F1.8 STMです。
このレンズは開放F値F1.8の単焦点レンズで、質量は約160g。CanonもF1.8の明るさや背景をぼかした表現を特徴として案内しています。
当時の自分は、
「人物を撮るなら50mm F1.8がよさそう」
と考えて、このレンズを選びました。
価格は中古で13,000円でした。
ただし、この時点の自分には、まだ十分理解できていなかったことがあります。
EOS Kiss X7のようなAPS-C機に50mmを装着すると、35mm判換算で約80mm相当の画角になります。CanonもEF50mm F1.8 STMについて、APS-CサイズのEOSシリーズ装着時は約80mm相当になると案内しています。
今なら、
「撮影会で人物を撮りたいなら、自分がどのくらいの距離から、どんな構図で撮りたいのか」
まで考えてレンズを選びます。
しかし、このころはそこまで分かっていませんでした。
まず「人物撮影なら50mm」という情報を見て買って、実際に使いながら覚えていくことになります。
5. ボディ・レンズ・周辺機器を約38,000円で揃えた
2026年4月ごろ、自分が最初に揃えた機材の金額は次の通りでした。
- EOS Kiss X7 中古ボディ:23,000円
- EF50mm F1.8 STM 中古:13,000円
- 液晶保護フィルム・レンズ保護フィルターなど:約2,000円
- 合計:約38,000円
これは現在の相場ではなく、あくまで自分が購入した当時の記録です。
元の記事では「最新機種の10分の1近い予算」と書いていました。
しかし、特定の機種との比較ではなく、カメラやレンズの価格帯もさまざまなので、その表現は今回削除しました。
自分にとって重要だったのは、
「約38,000円ならカメラを始めてみようと思えた」
ということです。
最初から理想の機材を全部揃えるのではなく、
まず一台のカメラと一本のレンズで撮り始めてみる。
それが、自分のカメラ活動のスタートになりました。

6. 中古から始めて、必要なものをあとから考えていった
この時点では、
「ライブではどの焦点距離が必要なのか」
「撮影会では何mmが使いやすいのか」
「暗い場所ではどんな設定が必要なのか」
といったことは、ほとんど分かっていませんでした。
そのため、最初からすべてを決めるのではなく、
まず撮ってみて、困ったことが出てから考える
という進め方になりました。
実際、その後は撮影会だけでなく、ライブハウスやホール、屋外撮影など、カメラを使う場所が増えていきます。
そのたびに、
「今の機材では何ができるのか」
「何が足りないのか」
を考えて、少しずつ機材や撮り方を変えていくことになりました。
現在このブログで行っている撮影実験や機材検証も、振り返ればここから始まっています。
7. 最初に気づいたのは、50mmの画角だった
EOS Kiss X7とEF50mm F1.8 STMを揃れたあと、まず練習相手になってもらったのが実家の愛犬でした。
ところが、実際に50mmで撮ってみると、
「思っていたより写る範囲が狭い」
という問題にすぐぶつかります。
「50mmなら使いやすそう」と思って買ったものの、EOS Kiss X7では35mm判換算で約80mm相当の画角になります。
近い距離から愛犬の全身を撮ろうとすると、思った構図にできませんでした。
この失敗で初めて、
焦点距離の数字だけではなく、カメラとの組み合わせや撮影距離まで考える必要がある
ことを実感します。
→ 【カメラ初心者の失敗】EOS Kiss X7+50mmで愛犬の全身が入らない。APS-Cの画角を実感した話
まとめ:最初から正解を選んだのではなく、まず始めてみた
自分のカメラ活動は、
中古のEOS Kiss X7とEF50mm F1.8 STMを、周辺機器込み約38,000円で揃える
ところから始まりました。
この組み合わせが、すべての用途に最適だったわけではありません。
実際、最初の練習ですぐに50mmの画角で困ることになります。
それでも、最初から完璧な機材構成を考えるより、
実際に撮って、困ったことを一つずつ知る
という形で進んできました。
50mmが狭ければ、もっと広いレンズを試す。
暗い場所で困れば、設定やレンズについて調べる。
撮影位置が遠くなれば、望遠レンズについて考える。
そうやって、
撮る → 振り返る → 次に試す
という現在の「おたふぉと。」の形につながっていきます。
最初の一台だったEOS Kiss X7は、今でもこのブログで使い続けているカメラです。
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