機材を揃えるだけじゃ始まらない?型落ち一眼レフの足元を固める「周辺機器」と「データインフラ」

EOS Kiss X7にズームレンズを装着したカメラを手に持った写真 機材レビュー・検討

カメラを始めたころは、まずカメラ本体とレンズのことばかり考えていました。

ところが実際に撮影会やライブへ行くようになると、それだけでは撮影を続けられません。

バッテリーがなくなれば撮影できませんし、写真を記録するSDカードも必要です。

撮影後にはRAWデータを現像する環境が必要になり、写真が増えてくると保存容量も気になり始めます。

EOS Kiss X7を使い始めてから、自分も必要になったものを少しずつ増やしてきました。

今回は、

撮影を続ける中で揃えた周辺機器と、写真を撮った後の現像・保存環境

をまとめて振り返ります。

「これを全員が買うべき」という記事ではなく、自分が実際に必要だと感じて揃えてきたものの記録です。


1. 比較的早い段階で揃えた5つの周辺機器

EOS Kiss X7を使い始めたころ、自分が比較的早い段階で揃えたのは次の5種類でした。

  • レンズ保護フィルター
  • SDカード
  • ストラップ
  • 予備バッテリー
  • カメラ清掃用品

どれも写真の写りを直接よくするものではありません。

それでも実際にカメラを持ち出すようになると、撮影を続けるための環境として必要性を感じるようになりました。


2. レンズ保護フィルター|持ち歩くときの安心感を優先

まず用意したのがレンズ保護フィルターです。

目的は、レンズ前面を汚れや接触から保護することでした。

撮影会だけでなく、ライブハウスや屋外へカメラを持ち出すことも多いため、自分の場合は「フィルターが一枚ある」ということ自体が安心材料になっています。

ただし、保護フィルターはカメラを使うために必須というわけではありません。

付けるかどうかには考え方がありますし、使用するフィルターや撮影条件によっては、逆光時などに写りへ影響する可能性もあります。

自分の場合は、普段持ち歩くときの安心感を重視して装着しています。


3. SDカード|容量だけでなく書き込み速度も意識するようになった

次に必要だったのがSDカードです。

ライブ撮影をするようになると、短時間でもかなりの枚数を撮るようになりました。

そこで、容量だけでなく書き込み速度も確認してSDカードを選ぶようになりました。

ただし、

高速なSDカードを使えば、カメラの連写が無制限に続けられる

というわけではありません。

実際の連写性能は、カメラ側の連写速度やバッファ容量、記録形式などにも左右されます。

SDカードだけで撮影性能が決まるわけではありませんが、カード側が極端なボトルネックにならないようにするという意味で、ある程度速度のあるものを選ぶようになりました。


4. ストラップ|カメラを安全に扱うために使う

ストラップも早い段階で用意しました。

一番の目的はカメラの落下防止です。

撮影中はカメラだけを持っているとは限りません。

荷物を持っていたり、屋外では傘を使ったりすることもあります。

そうしたとき、ストラップを首や腕へ掛けておけば、手を滑らせた場合のリスクを減らせます。

SIGMA 30mm F1.4 DC HSM | Artや望遠ズームを使うようになってからは、カメラ全体の重さも増えました。

自分にとってストラップは、撮影を快適にするためというより、機材を安全に扱うためのものという位置づけです。


5. 予備バッテリー|イベントの途中で残量を気にしないため

撮影会やライブでは、思っていた以上にバッテリーを使うことがあります。

撮影枚数が増えたり、撮影後に液晶で写真を確認する時間が長くなったりすると、残量が気になる場面も出てきました。

そこで予備バッテリーを持ち歩くようになりました。

現在は、撮影へ行くときに予備を用意しておくこと自体を基本にしています。

結果的に全部使わなかったとしても、

「後半までバッテリーが持つだろうか」

と考えなくてよくなるのは、自分にとってかなり大きいです。


6. 清掃用品|日常的な手入れはブロアーから

屋外やライブハウスへカメラを持ち出していると、レンズ表面にホコリや汚れが付くことがあります。

そのため、清掃用品も用意しました。

日常的な手入れでは、まず手動のブロアーでホコリを飛ばし、必要に応じてブラシやレンズ用クリーナーを使うようにしています。

以前の記事では「エアダスターで吹き飛ばす」と書いていました。

ただ、強い噴射や液化ガスなどの影響を考えると、少なくとも自分で日常的に行うレンズ周辺の手入れでは、手動のブロアーの方が扱いやすいと考えるようになりました。

また、カメラ内部やセンサーについては、レンズ表面と同じ感覚で触るものではありません。

無理に自分で清掃せず、必要であればメーカーの案内や専門店のメンテナンスを利用する方が安心です。


7. 撮るだけでは終わらなくなり、Lightroomを使い始めた

撮影する機会が増えるにつれて、次に必要になったのが撮影後の現像環境でした。

自分はRAWで撮影することが増え、Adobe Lightroomを使うようになりました。

現像では、写真の明るさやホワイトバランス、コントラスト、ノイズなどを調整しています。

以前は、

「撮影時に失敗してもLightroomなら救える」

という感覚もありました。

ただ、撮影を続けてきた現在は少し考え方が変わっています。

RAWにはJPEGより後から調整できる余地がありますが、撮影時の失敗を何でもなかったことにできるわけではありません。

被写体ブレや大きなピント外れを後から直すことはできませんし、ノイズ除去にも限界があります。

そのため現在は、

撮影時になるべく必要な情報を残し、そのうえで仕上げるためにLightroomを使う

という考え方になっています。

Lightroomを使い始めたころに、RAW現像で何を試し、何につまずいたのかはこちらの記事で振り返っています。

→ 【Lightroom現像入門】ホワイトバランスの失敗はRAWでどこまで直せる?初めての現像で学んだこと

Lightroomを使い始めたことで、写真を「撮って終わり」ではなく、撮影後の仕上げまで含めて考えるようになりました。


8. RAWデータが増えて、今度はPCの容量が足りなくなった

RAWで撮影するようになると、もう一つ問題が出てきました。

データ容量です。

撮影会やライブでは、一度の撮影で数百枚以上になることがあります。

それを毎回PC本体へ保存していけば、当然ストレージは減っていきます。

そこで考えたのが、作業中のデータと、作業が終わったデータの保存場所を分けることでした。

現在は、

Lightroomで作業している間はPC本体の内蔵SSDを使用し、作業が終わった過去のデータは大容量の外付けHDDへ移す

という使い方をしています。

当初は外付けSSDも検討しました。

ただ、自分が必要としていた容量と予算を考えると、購入を検討した時点ではHDDの方が導入しやすかったため、保存先としてHDDを選びました。

これは、

HDDの方がSSDより優れている

という意味ではありません。

自分の場合は、作業速度より保存容量を優先したデータだったため、HDDを選んだというだけです。


9. 外付けHDDへ移しただけでは「バックアップ」ではなかった

ここは、以前の記事から考え方を大きく修正した部分です。

これまで自分は、外付けHDDへ写真を保存することを「保管・バックアップ」とまとめて考えていました。

しかし、PC本体から元データを削除して、

その写真が外付けHDDにしか存在しないのであれば、それは保存場所を移しただけ

です。

そのHDDが故障すれば、写真を失う可能性があります。

つまり、

保存先とバックアップは別に考える必要があります。

現在の外付けHDDは、自分にとってあくまで過去の写真を置いておく保存先です。

今後必要なのは、同じ写真を別のストレージや、履歴・復元機能のあるバックアップサービスなどにも残して、

一つの保存先が故障しても写真が残る状態

にすることです。

まずは写真が増え続けてPCの容量を圧迫する問題に対応するため、外付けHDDを導入しました。

次の課題は、

大切なRAWデータをどう二重化して残すか

です。

写真を撮り続けるのであれば、容量だけではなく、データを失わないための仕組みも考えていく必要があると感じています。


10. 現像環境にも、まだ改善したいところがある

ストレージ以外にも、今後改善したいところがあります。

Lightroomで通常の現像をしている範囲では現在のPCでも作業できますが、AIを利用した処理などでは待ち時間が気になることがあります。

そのため、今後はPCの更新も検討しています。

また、現像時の色を安定して確認するためのモニター環境も、今後考えていきたい部分です。

ただし、どちらもまだ導入していません。

実際に環境を変更したときに、その結果は改めて記事として記録したいと思います。


11. まとめ:カメラ以外にも、撮影を続けるための環境が必要だった

EOS Kiss X7を購入した当初は、カメラ本体とレンズさえあれば写真を撮れると思っていました。

実際に撮影を続けると、それだけではありませんでした。

SDカードや予備バッテリーのように、現場で必要になるもの。

ストラップや清掃用品のように、機材を安全に扱うためのもの。

Lightroomのように、撮影した写真を仕上げる環境。

そして、増え続けるRAWデータを保存するストレージ。

必要になったものを一つずつ揃えていった結果、今の撮影環境になっています。

今回あらためて整理して分かったのは、

「写真をHDDへ保存すること」と「バックアップを取ること」は同じではない

ということでした。

カメラやレンズを増やすだけでなく、

撮る → 現像する → 保存する → データを守る

ところまで含めて、自分の写真環境だと思います。

今後も必要になったものを一度に全部揃えるのではなく、実際に困ったことから順番に環境を整えていきたいと思います。


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